すずめの戸締りを観ました！
とても面白かったです。今まで観た新海作品の中でいっとう好きかも。
以下ネタバレ感想です。
とにかく鈴芽かわいいしダイジンかわいいし、草太さんはイケメンだし芹澤はいいキャラだし環さんの気持ちもわかるしサダイジン格好良いし背景美しいし光は綺麗だし幻想的だし、ストーリーも勢いがあってあっという間に見終わってしまったという感じでした。
思い返すとどういうことだ？って部分もあるんですが、観てる時は気にならなかったな。
ストーリーにも納得したし、鈴芽っていう1人の女の子の気持ちの動きが伝わりました。自分自身と向き合う物語だったのかなと思います。
災害が目に見える形になっているのは怖かったですね。その規模の大きさ、人の営みへの理不尽さも恐ろしかったです。
ダイジンかわいかったよ〜。でも、人外と人間とのズレみたいなものがあって気持ちが合致しなかったのは辛かったけど、作中で彼なりの愛情を体現しきってたのが印象的でした。神様みたいなものだとわかったので、要石に戻った後も鈴芽や草太さんは敬意を持ってたまにダイジンに会いに行ってくれるんじゃないかなと思ってます。
草太さんはイスになったの驚いたし可愛すぎました。イケメンなのに…。鈴芽さん、ていう呼び方も凄く良い。石になったっていうのもあるけど、最終的にヒロイン枠だと思って観てました。
あと芹澤。最終的に後半結構良いところ持っていってたと思います。見た目のチャラさと面倒見の良さ…彼じゃなきゃ環さんと鈴芽の間には立てなかったね。環さんもな…気持ちわかる。心配だよね。私も若い鈴芽の行動はハラハラしてしまうし、心配して怒りたくなる気持ちもわかります。ただ鈴芽の、目の前のことに気が向いて身近な人を疎かにしてしまう部分もわかる気がしました。その辺なんか、親子のやりとりみたいな部分はリアルだな、と思ったりしました。ゆーてなんだかんだで自転車漕いでくれる環さん、強くて好きです。
ちょっと芹澤が置いてかれて不憫でした。よく追いついたよ。いや芹澤よかったです…芹澤…。
あと、全体的に映像が綺麗！ファンタジーっぽさもあって、キラキラとか光の使い方が印象的でした。
小説があるらしいと小耳に挟んだので、読んでみようかな〜って思うくらいには心に残る作品でした。
映画館で見て良かったです。
